腹黒スマイル王子
体育祭当時、空は雲1つない晴天。湿度もなくまさに体育祭日和。
せっかく作った逆さてるてる坊主も全然役には立たなかった。
校長先生の挨拶から始まってスムーズに進行中。
「借り物競争に出る生徒は集まってください。」
恵梨香が
「じゃ、行っくるね。」
とウインクして走って行った。
なんだかやけに騒がしいなぁー。
「ねぇ~、陽向。あれって山神くんだよね?」
美人が指を指す方をみると確かに山神くん。
「何か以外かも。」
私もそう思う。
山神くんは、相変わらずのスマイル王子っぷりでスタートラインに立っていた。
せっかく作った逆さてるてる坊主も全然役には立たなかった。
校長先生の挨拶から始まってスムーズに進行中。
「借り物競争に出る生徒は集まってください。」
恵梨香が
「じゃ、行っくるね。」
とウインクして走って行った。
なんだかやけに騒がしいなぁー。
「ねぇ~、陽向。あれって山神くんだよね?」
美人が指を指す方をみると確かに山神くん。
「何か以外かも。」
私もそう思う。
山神くんは、相変わらずのスマイル王子っぷりでスタートラインに立っていた。