腹黒スマイル王子
「ちょっと何があったの?」
涼香が興奮気味に話してきた。
「いやー、り、山神くんが松葉杖の間送り迎えをしてくれることになって。」
「なんだよそれ!」
海斗がビックリしてカバンを自分の机に投げながら私の所にきた。
「実は、昨日お母さんに迎えに来てもらった時、偶然山神くんが側を通って私の家と自分の家が近いから送り迎えをさせて欲しいって。お母さんも仕事してるからお言葉に甘え ることにしたの。」
ほんとは偶然なんかじゃないんだけど、何故か言えなかった。
「はあー、なんだよそれ!
陽向は人が良いから断れないんだろ。もし嫌なら俺がいってやるぜ。」
「ううん。それは、大丈夫。本当に助かってるんだ。お母さんに毎日お願いするのも悪いと思ってたから。
なんて、山神くんにも悪いと思ってるんだけどね。」
私は曖昧に笑った。そして理人に送り迎えをしてほしくて海斗に言い訳をした。
「陽向がいいならまあー。でも何かあったら直ぐに言えよ。
まったく理人のやつ何考えてんだか。」
涼香が興奮気味に話してきた。
「いやー、り、山神くんが松葉杖の間送り迎えをしてくれることになって。」
「なんだよそれ!」
海斗がビックリしてカバンを自分の机に投げながら私の所にきた。
「実は、昨日お母さんに迎えに来てもらった時、偶然山神くんが側を通って私の家と自分の家が近いから送り迎えをさせて欲しいって。お母さんも仕事してるからお言葉に甘え ることにしたの。」
ほんとは偶然なんかじゃないんだけど、何故か言えなかった。
「はあー、なんだよそれ!
陽向は人が良いから断れないんだろ。もし嫌なら俺がいってやるぜ。」
「ううん。それは、大丈夫。本当に助かってるんだ。お母さんに毎日お願いするのも悪いと思ってたから。
なんて、山神くんにも悪いと思ってるんだけどね。」
私は曖昧に笑った。そして理人に送り迎えをしてほしくて海斗に言い訳をした。
「陽向がいいならまあー。でも何かあったら直ぐに言えよ。
まったく理人のやつ何考えてんだか。」