腹黒スマイル王子
「おい、理人まだ戻ってこないのか?」


「ホントだ。陽向知らない?」


「さっきトイレ行くって言ってたぞ。」



「私ちょっと見てくる。」


「陽向、俺も行く。」


海斗と私で理人を探してると少し先の方で人だかりが出来ていた。

何かあったのかな?

そっちの方に行ってみると。その中心に理人がいた。


「りと!」


海斗が声をかけると困った顔をした理人がこっちに助けを求めてきた。
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