腹黒スマイル王子
「あー、やっと戻ってきた。」
「すみません。」
「どうしたの?
なんか向こうの方騒がしくなかった?
芸能人でもいたのかな?」
「違う違う。
いやー、それがさー、理人の奴雑誌の人に写真撮らせてくれってせがまれててさ。断ってたら陽向も一緒にってことになって二人で写真撮らされてたんだぜ。」
「ウソ、なんだ見たかったのに。」
「それなんて雑誌?」
「an・an」
「マジか、スゲーな。載るのか?」
「いやー、多分載らないですよ。他にも色んな人に声かけてたし。」
ところがその次の月8月号にしっかり載ってしまっていた。しかもちゃっかり理人一人で写ってるのもあった。
理人はブツブツ文句言ってたけど、恐るべし山本さん。
「すみません。」
「どうしたの?
なんか向こうの方騒がしくなかった?
芸能人でもいたのかな?」
「違う違う。
いやー、それがさー、理人の奴雑誌の人に写真撮らせてくれってせがまれててさ。断ってたら陽向も一緒にってことになって二人で写真撮らされてたんだぜ。」
「ウソ、なんだ見たかったのに。」
「それなんて雑誌?」
「an・an」
「マジか、スゲーな。載るのか?」
「いやー、多分載らないですよ。他にも色んな人に声かけてたし。」
ところがその次の月8月号にしっかり載ってしまっていた。しかもちゃっかり理人一人で写ってるのもあった。
理人はブツブツ文句言ってたけど、恐るべし山本さん。