上司に秘密を握られちゃいました。
「はぁっ……」
ブラの隙間から、一気に胸に手を差し入れると、彼女は体をビクつかせている。
いつからこんなに色気を帯びるようになったのだろう。
初めての時は、体を固くして、震えていたのに。
女のフェロモンが全開になる藍華の虜になるのに、時間はいらない。
長い髪をよけ、うなじに唇を押し当てると、彼女の甘い溜息が部屋に響き渡った。
「今度、お祭りに行くぞ。その時は、髪をあげろよ」
白く細い首筋にそそられるのは、男の性。
カクカクとうなずく彼女は、もう声をあげられないほど、感じてしまっているらしい。
自分の手で女にした彼女が、かわいくてたまらない。
「電気、消してください」
震える声を絞り出す彼女をこれ以上いじめるのもかわいそうになって、素直に電気を消した。