[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
お母さん、だいぶ酔っ払ってるなあ。



苦笑いしながら、私は酔っ払い中のお母さんと、他愛もない会話をしていた。



「そっちはどう?楽しい?」



「うん〜まあ、普通かな?」



楽しいも何も、こっちは雷に怯えてる最中。



鳴らないように、祈りながらお母さんと会話しているんだ。



でも、大丈夫そうだ。



雨の音も、少しずつ小さくなっている。
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