[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
──ゴロゴロ



!!



それは、私のお腹の音……ではなかった。



じゃあ、飼ってる猫から……でもない。



まず私は、猫を飼っていない。



それくらいに、今の私は動揺していた。



まずい、これは非常にまずい。



暗闇だと、雷の光がよくわかる。



それが嫌なんだ。



だから雷が鳴る日は遅くまで起きていて、電気を付けたまま眠る。
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