[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
いくら誰でもいいから、なんて言ったけど。



もしほんとに泥棒なら、私がこの家を守らないといけないんだ。



暗いと、柔道技もかけられない。



ゆっくりとこちらへと向かってくる足音。



ど、どうする……?



暗い中では、足音だけが頼りだ。



それを頼りにして、闘う?



私はとりあえず、今鳴っていない雷に感謝しつつ、その場で構えた。
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