[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
目を閉じて集中しようとしたけど、こんなに暗いと開けても閉じても同じことだった。



──ドーーンッ



「ひああああっ」



ウソ、いま光ってなかったじゃん!



いきなり鳴るなんて、不意打ちにも程がある。



私は誰かが近くにいるかもしれないのに、大きな声をあげてその場にしゃがみこんだ。



やっぱりダメだ、足が竦んで動かない。
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