[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
「俺、紗倉のお母さんから家の合鍵預かってたの」



「えっ…」



お母さん、いつの間に!



「使う気はなかったんだけど、雷が鳴り始めてから、松永から連絡きて」



ら、来夢から……?



「あの子を助けてあげてって、言われた」



「来夢…なんて大雑把な」



少し呆れていると、榊くんは私を強く抱きしめた。



「でもよかった……紗倉が無事で!」
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