[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
その言葉は、素直に嬉しかった。



雷の怖さを吹き飛ばすくらいに、もっと榊くんのことを……



考えていたいと思った。



話していたいと思った。



もっと、私が嬉しくなるようなこと、言ってくれないかな?



いつか私が読んだ、漫画のような甘い台詞。



まあ、そんなこと言えるわけ無いよね?



だって……榊くんだもん!



バカにしてしまい、申し訳ないなと思いながらも笑ってしまう。
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