[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
扉の閉まる音と同時に、私はその場に座り込んだ。



気づけば右手の指が、唇に触れていた。



「誰もが榊くんみたいに、素直になれるわけじゃないんだよ……」



さっきの出来事を思い返す。



考えただけでも、恥ずかしくなるけど。



さっき……嫌だったの?私。
< 139 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop