[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
「それで、嫌だったの?」



そう聞かれるのは承知していたけど、自分でもまだわからないから。



そのことに対する答えは、曖昧にして流した。



「あああもう、ほんとにどうしよう」



授業で当てられても、ボーっとしてて答えられなかったし、



お昼も考え過ぎて、ご飯食べ終わらなかったし、



掃除時間に流れる曲がなんの曲か聴くの忘れてたし、



ああ、でもこんな風に気にしてるのって、私だけなのかも。
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