[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
放課後、帰る支度をする榊くんをちらりと見てみる。



周りには友達が集っていて、やっぱり人気者だなあと改めて気づかされた。



あんだけ友達と話していたら、私としたキスのことも忘れちゃうのかな。



そう思うと、気にしてる自分が馬鹿らしくなってきた。



だけど、私は気にせずにはいられないんだ。



榊くんは知らないけど、私、私……



「ファーストキスだったんだもん~」



!!



やば、口に出てた!?
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