[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
「あんたはなんとも思ってないみたいだけど、」



その瞳は、



「紗倉は気にしてる」



全く理解できない俺に、



「あんたに、キスされたこと」



無理矢理にでも理解しろと指示するかのようで…



「なっ…」



途端に教室全体が静まり返る。



クラスメイトの視線は、全て俺に向けられていた。
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