[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
そりゃそうだ。



松永の声は特徴的で、嫌でも耳に入ってくるから。



俺が紗倉にキスをした事実は、涼介も知らなくて、



肩から離された手の先を見ると、口をぱくぱくさせる涼介がいた。



ていうか、今なんて…?



紗倉が、俺にキスされたことを気にしてる?



周りの目は気にならなかった。



だって、今まで何度もからかわれてきたから。



それよりも、目の前の真実を確かめたかった。
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