[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
こんなにも、ダメージを食らってる。



前を見ずに走っていると、目の前に現れた電柱に顔面衝突した。



反動でその場に尻もちをつく。



俺は真隣にある塀を、握った拳で思いきり叩いた。



この虚しさは、どこにぶつければいいんだよ……!



拳から流れる血を見ても、俺は不思議と痛みを感じなかった。
< 159 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop