[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
その内私の右手を優しく掴むと、榊くんは自分の口元に寄せて軽く口づけした。



ってえええええええ!!一体何を…



今の行動で、私の頭は爆発して機能を停止させてしまった。



「痛かっただろ、ここ…」



「た、ただの可擦り傷だから!こんなの舐めておけば治るし…」



ああああ、やっぱり榊くんは無神け……



────え?



いつもと違う様子に、思わず目を見開く。
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