[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
榊くんを男の子として見ているという、心の変化。



「はい、待ったよ?」



「え……」



その言葉と同時に腕を引かれ、榊くんの傍へと引き寄せられた。



「いや、あの、待って!」



「え?やだ、さっき待ったじゃん」



笑いながら、私の頬を軽く舐める榊くん。



そこは、怪我していた場所で…



「んっ……」



痛いけど、なんだかくすぐったかった。
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