わたしとあなたときみと。完



はっと目が覚めると
もう起きる時間。


目覚ましがなるまで
ベットのなかで丸くなる。


不思議だね。



君たちがいなくても
日にちは変わる。
時間も進む。


大切な人をなくしたあたしは
あの日の記憶にしがみつき
時間を止める。


忘れたくないって
かっこつけて。
本当は忘れられないだけ。


あれからどれだけ過ぎた??


なんて指をおって数えても
もう数え切れない日々が過ぎた。




< 3 / 108 >

この作品をシェア

pagetop