わたしとあなたときみと。完
そう思って帰り支度をして
ある程度の身支度をし終えたとき
ドアが開きかすみが入ってきた。
どことなく気まずい雰囲気。
最初に口を開いたのはかすみだった。
「…謝らないからね。
悪いのはあんたなんだから。
翔太がいるのに凌弥にまで手ぇ出して
あたしの好きな人を奪ってく…。
なに?凌弥ともうまくいったの?
おめでとう。二股だね。
けどそれって最低だよ。」
そう言って今までと違う
態度に驚いた。けどなんで翔太を?