わたしとあなたときみと。完
「一緒にいたらね。
怜奈は可愛くて優しくて頭もよくて…
そりゃ翔太が好きになるのも
なんとなくわかる気がした。
毎日サッと帰ってく姿を見たら
今日も会うんだ…愛されてるね…
そう思って嫉妬した。
その時ね凌弥に優しくされて
少しずつ翔太を過去にできたの。
なのにいきなり…
怜奈と凌弥が一緒にいるようになった
あたしの気持ちが分かる?
あたしの欲しいものを全部…
持ってるじゃん…!
なんであたしからぜんぶ取るの?
ねぇ…翔太がいるじゃん。
なんであたしの邪魔をするの?」