幼なじみに一目惚れ!?
それはいきなりだった。

お酒に酔ったお父さんが
言い出したのだ。

「空くんはあんな広い家で1人って…
さみしくないのか??」

「…別に平気ですよ。こっちに来たのも俺が来たかったからですし。」

「そうか。でもな、俺としては心配なんだよ。」

「お母さんも心配だわ。」

「あ、ありがとう…ございますっ」

「あ!いいこと思いついた!空斗!お前、今の家じゃなくてこの家に住まないか?部屋もあいてるし。」

「え…!」

「それいいと思うー!!空くんパパに確認しないとだけどっ」

「今、聞いてみるよ。」

すぐ電話をかけるお父さん。…はやっ

そしてすぐに

「いいってさ」

の一言。
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