幼なじみに一目惚れ!?
「いや、でもな」

「そーしてくれないと私野宿するからねっ!」



……なにそれ。

優しい空くんはきっと


「……あー。もう分かった分かった!俺の部屋でいいから!!」




そういうに決まってるじゃん


ずるいよ…っ


「やったーー!!!!!! じゃ、空斗はさきに部屋行っててっ? 私あずさともっと仲良くなりたいっ!」

「お、おう。」



すると、空くんが上に行った途端由奈の目つきが変わった。




「あずさ! あのねっ! 私空斗のこと好きなんだあ〜」

「そ、そうなんだ……」


「空斗、優しいからさ、こっちにいる友達と離れた時ほんとに悲しそうで辛そうだったの。それを明るく変えてあげたのが私!」

「そうなんだ!」

「なに嬉しそうにしてんのよ。でさ、もちろん協力してくれるよ…ね?」


怖い笑顔だ。

で、でもあずだってっ

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