恋 歌 -コイ ウタ- 【短編集】
勇心くんの一言一言にドキドキしたり嬉しくなったり、やっぱり私は勇心くんの事が大好き。
みんなは散々歌ってカラオケを楽しんでたけど、私は勇心くんとの会話を楽しんだ。
カラオケから数日後。
『みっちゃんは男の子とメールする事ある?』
「何、いきなり。まぁ普通にあるよ。」
昼休み、最近の私達は私の恋愛相談が日課になっている。
『どういう時にメールするの?』
「うーん、ヒマな時とか?」
『最初はなんて送るの?』
「ちょっと香澄。落ち着いてよ。」
あまりにもがっつきすぎていたみたいで、みっちゃんが後ずさる。