幼なじみが素直になれるまで
そらみは完全に二次ラブ。
最近は手に終えなくなってきたほど。
その二次元の知恵であたしの恋愛指南をしてくださる。
…あたしはただの現実逃避…かな?
でも、あたしはそらみが居ればそれでいい。
ちっと考えが違うから、
趣味が違うからって
嫌われてたあたしの唯一の親友だし。
「…そらみが居れば…」
ふいに言葉に出してしまった。
今日はもう泣きたくないのに…
……
「唄、…また舞にやられたんでしょ。」
「…ふへへ…。
バレたかぁ…」
作り笑いするけど、
涙は隠せない。