血液型対処法

永野君はしゃがんで床に顔を近づけた

ホントに舐める気なんだ

「待って!!
永野君お願いだからやめて…
私は何されても大丈夫だから!!」

「そんなの僕が嫌だ。
僕が…
必ず橘さんの事守るからね」

そういって永野君はふっと笑った

そして床にまた顔を近づけた

「やめて…「さぁーさぁー橘はこっち」

アイツの仲間が私の腕を強く掴んできた

「離して!!!永野君やめて」

私の声は周囲の声に紛れて聞こえない
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