夏服を収める頃には
「許してくれるの?
こんな俺でいいの?
俺は裏切ったんだよ、淳ちゃんを」
「許すも何も、私、健ちゃんが好きだもん。
健ちゃんが私を好きな気持ち以上に
私は健ちゃんが好き。
優しいとこも、変なこと言って
笑わせてくれるとこも、全部」
健は涙がまた流れ落ちて、ベンチに
落ちた。
健はそれから淳を見つめた。
「ありがとう、ありがとう」
淳はベンチから立ち上がると、
右手を健に差し出した。
「私、小田島淳です。
宜しく」
健も立ち上がると淳の右手を
握った。
「俺、広瀬健です。
宜しく」
こんな俺でいいの?
俺は裏切ったんだよ、淳ちゃんを」
「許すも何も、私、健ちゃんが好きだもん。
健ちゃんが私を好きな気持ち以上に
私は健ちゃんが好き。
優しいとこも、変なこと言って
笑わせてくれるとこも、全部」
健は涙がまた流れ落ちて、ベンチに
落ちた。
健はそれから淳を見つめた。
「ありがとう、ありがとう」
淳はベンチから立ち上がると、
右手を健に差し出した。
「私、小田島淳です。
宜しく」
健も立ち上がると淳の右手を
握った。
「俺、広瀬健です。
宜しく」