夏服を収める頃には
翌日になると前日のコント練習の噂の
せいか、残ってくれる生徒が倍の人数
になり、翌日も増えて最終的に六組の
全員が健のコントに協力してくれること
になった。

健はクラスメートに感謝をした。
クラス代表的な立場になってしまい
少々戸惑いながらも、自分の罪を許して
くれた淳の為にも、もはや個人戦とは
言えなくなった『なんでも腕自慢』に
挑むのであった。
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