夏服を収める頃には
「せん・・・あの、留守電来てる
みたいですよ」
健の指摘に亜子は困ったような
表情で答えた。
「最近さあ、通販に亜子ははまってて
それで商品のサイズとか色違いで
言い間違い、聞き間違いが
多くてさあ。
それでいっつも業者ともめてんの。
だからそれよ。
後でかけるから、いいの」
「通販を買いまくりですか、
先生」
「あっ、また言った。
亜子、これから着替えるから
見ないでよ」
「見ませんよ」
「絶対よ」
「だから見ませんって」
亜子はMDコンポのスイッチを
押してから、奥の部屋に消えた。
みたいですよ」
健の指摘に亜子は困ったような
表情で答えた。
「最近さあ、通販に亜子ははまってて
それで商品のサイズとか色違いで
言い間違い、聞き間違いが
多くてさあ。
それでいっつも業者ともめてんの。
だからそれよ。
後でかけるから、いいの」
「通販を買いまくりですか、
先生」
「あっ、また言った。
亜子、これから着替えるから
見ないでよ」
「見ませんよ」
「絶対よ」
「だから見ませんって」
亜子はMDコンポのスイッチを
押してから、奥の部屋に消えた。