まじかよ、嘘かよ、本気かよ!
第1章 『もう一度』
それは鬱陶しい雨が止み
蝉が鳴き出した頃のお話。。。

「「おつかれー!」」

グラスとグラスがぶつかる音が賑やかな店内で静かに響いた。

「雨月!今日は飲むぞ!」

「そんな事言って雪陽あんまり飲まないじゃん!」

「今日は飲むんだ!」

高校を卒業してから数カ月。
雪陽と地元の居酒屋へ来ていた。

雪陽とは友達、星那の彼氏として知り合った。

その後2人は別れてしまったが、星那と雪陽は今でも仲良くしていて2人で遊びに行くくらい。

男女の友情ってあるんだなぁと少し羨ましくなってしまう。
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