まじかよ、嘘かよ、本気かよ!
この間まで学生だった私達なのに何年も前の事を話すように思い出話で盛り上がる。
彼は高校を卒業後ベーシストとして夢を追っていた。
私はというと、就職し毎日奮闘。
新しい環境になり積もる話も多いが
もう夜中の12時を回っていた。
「そろそろ出よっか、送ってくよ」
「いいよそんなのー、直ぐそこだし大丈夫ー」
「こんな夜中に女の子一人で返すわけにいかねーって」
「普段そんなこと言わないくせにー」
普段は私を馬鹿にする雪陽なのに
不意をつかれて少し照れたしまった。
「まぁいいじゃん、帰ろうぜ」
「はいはーい。今度奢ってとか言わないでよ?」
「そこまでケチじゃねーよ」
家までの距離は歩いて20分、あっという間だった。
「ありがとー。また飲みにでも行こうよ!」
「おう!雨月の奢りな!」
「やっぱりケチじゃん!!」
ちょっと照れた私が馬鹿だった。
やっぱり雪陽は雪陽だ。
何も変わらない、いつもの友達。
何も変わらない、素敵な関係。
彼は高校を卒業後ベーシストとして夢を追っていた。
私はというと、就職し毎日奮闘。
新しい環境になり積もる話も多いが
もう夜中の12時を回っていた。
「そろそろ出よっか、送ってくよ」
「いいよそんなのー、直ぐそこだし大丈夫ー」
「こんな夜中に女の子一人で返すわけにいかねーって」
「普段そんなこと言わないくせにー」
普段は私を馬鹿にする雪陽なのに
不意をつかれて少し照れたしまった。
「まぁいいじゃん、帰ろうぜ」
「はいはーい。今度奢ってとか言わないでよ?」
「そこまでケチじゃねーよ」
家までの距離は歩いて20分、あっという間だった。
「ありがとー。また飲みにでも行こうよ!」
「おう!雨月の奢りな!」
「やっぱりケチじゃん!!」
ちょっと照れた私が馬鹿だった。
やっぱり雪陽は雪陽だ。
何も変わらない、いつもの友達。
何も変わらない、素敵な関係。