g@me
同じクラスの関根だった。

「今日は天気もいいしな。屋上で飯でも食わん?


「あぁ、そうだな。4時限目ばっくれて、屋上行こうぜ。たしか、数学だよな、大山の授業なら問題ないだろう。」



「オッケー!じゃあ、あとでな!」


関根はそう言って俺の横を走り抜けて行った。


関根は自分を毎日出してる。

うまく言えないけど、俺は物事を客観的にいつも見ている。

つまり、斜めから世間を見ている。

でも、関根は違う、自然体だ。

そんな関根がたまに羨ましく思う時もあった。


< 7 / 14 >

この作品をシェア

pagetop