blue spring














「ただいま。」












「おかえりなさい、お嬢さん。」












「お母さんは?」












「今、入浴中で。」












「そう。お父さんは?」












「今は仕事で出ています。」












優真は二人の会話に気を取られていて












周りを全く気にしていなかったので、上から引っ張りあげられた。












「孝義(たかよし)さん!こんなところにガキが隠れています!」












優真は簡単に見つかってしまった。













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