blue spring













「明日は、優真、何か用事あるの?」












「なにもないけど、」












「じゃぁまたうちに来て遊ぼうよ。」












「いいよ。」












こんなやり取りを見ていた芹花の両親がクスクス微笑みあって、お母さんが











「仲良しね。」








と言ってくれた。











「もちろんですよ。」












優真が言うと芹花は嬉しそうにニコォと笑った。











最近の変化で唯一、優真が気付いているのは、芹花がよく笑うようになった事だった。














< 36 / 49 >

この作品をシェア

pagetop