blue spring













そして、みんなで優真を玄関まで見送るのが習慣になっていっている。












見送り終わって、優真が見えなくなると芹花のお母さんは急に












「優真くんはいい子ね。芹花。」












と言ってきた。












「う、うん。」












「高校はあの子と同じところに行くの?」












母からの質問に芹花は答えなかった。












芹花はそのあと部屋に戻ってしまった。













< 38 / 49 >

この作品をシェア

pagetop