とんだ勘違いから
仕事も慣れてきて部長の仕事だけでなくいろんな1課の人たちのサポートもするようになっていた時
急に有本課長が
「ごめん、これ急で悪いんだけど、お昼の後の会議で必要な書類なんだ。
まとめておいてくれないかな?」
とかなり焦った様子で私に申し出てきた。
コピーだけだから大丈夫って
「いいですよ。それじゃ今から始めますね。」
と私はパソコンの共同ファイルから課長の書類を引き出した。
そして課長が外回りに行くため出ていってからページが抜けていることに気付いた。
どうしよう。これページ抜けてる。
復元するのに時間かかるかもしれない…‥
と模索していると部長が私のそばにいて
「金曜日だけど今日行くか?」
と話しかけてきた。
もちろんそれは毎週行ってる玲さんのところ。
だけどろくに返事もしないであたふたしてる私に気付いて
「どうかしたのか?
なんか焦ってるみたいだけど?」
と聞いてくれたので
「あっ、あの…
課長の資料をまとめようとファイルを開いたんですが、ページが抜けてるみたいで、
これお昼の会議で必要だからって言われてて
どうすればいいのか、わかりません…」
私がなれてきているので任せてくれた仕事が今更できないって怒られるかもしれないって
情けなく部長に話すと
「どれ、ちょっと見せて。」
そう言って部長が私の背後から右手をマウスに伸ばした。
私は急いで少し右にそれたけどそれでも部長の顔がすごく近くにあって急にドキドキしてきた。
「ちょっとこのファイルの名前タイプしてみて」
そう言って少しキーボードを私の方へ寄せるから
私の頭がまた部長の顔に近づく。
すると部長のコロンの匂いがふわっと香った。
前に酔って送ってもらってた時にも匂ったことがある部長の香りだった。
部長はファイルからなくなっていたページを見つけ出してくれた。
「大丈夫、見つかったから。
ファイルをちゃんとまとめて置かなかった有本のせいでまこが焦ることない。
次はここを見ればいいんだ。」
そう言って部長は私のモニターを指差した。
私はコクコクうなずいた。
そしてトンと肩を叩かれ部長は席に戻った。
私、部長を男の人として意識しているんだってこの時初めて気づいた。
そして資料をまとめるとそれを課長の机に置きその足で部長の机に向かった。
急に有本課長が
「ごめん、これ急で悪いんだけど、お昼の後の会議で必要な書類なんだ。
まとめておいてくれないかな?」
とかなり焦った様子で私に申し出てきた。
コピーだけだから大丈夫って
「いいですよ。それじゃ今から始めますね。」
と私はパソコンの共同ファイルから課長の書類を引き出した。
そして課長が外回りに行くため出ていってからページが抜けていることに気付いた。
どうしよう。これページ抜けてる。
復元するのに時間かかるかもしれない…‥
と模索していると部長が私のそばにいて
「金曜日だけど今日行くか?」
と話しかけてきた。
もちろんそれは毎週行ってる玲さんのところ。
だけどろくに返事もしないであたふたしてる私に気付いて
「どうかしたのか?
なんか焦ってるみたいだけど?」
と聞いてくれたので
「あっ、あの…
課長の資料をまとめようとファイルを開いたんですが、ページが抜けてるみたいで、
これお昼の会議で必要だからって言われてて
どうすればいいのか、わかりません…」
私がなれてきているので任せてくれた仕事が今更できないって怒られるかもしれないって
情けなく部長に話すと
「どれ、ちょっと見せて。」
そう言って部長が私の背後から右手をマウスに伸ばした。
私は急いで少し右にそれたけどそれでも部長の顔がすごく近くにあって急にドキドキしてきた。
「ちょっとこのファイルの名前タイプしてみて」
そう言って少しキーボードを私の方へ寄せるから
私の頭がまた部長の顔に近づく。
すると部長のコロンの匂いがふわっと香った。
前に酔って送ってもらってた時にも匂ったことがある部長の香りだった。
部長はファイルからなくなっていたページを見つけ出してくれた。
「大丈夫、見つかったから。
ファイルをちゃんとまとめて置かなかった有本のせいでまこが焦ることない。
次はここを見ればいいんだ。」
そう言って部長は私のモニターを指差した。
私はコクコクうなずいた。
そしてトンと肩を叩かれ部長は席に戻った。
私、部長を男の人として意識しているんだってこの時初めて気づいた。
そして資料をまとめるとそれを課長の机に置きその足で部長の机に向かった。