ヤンキー彼氏と泣き虫彼女♪
「じゃじゃ〜ん!!あたしの部屋だよ〜」



梓らしい…
可愛いピンクの部屋。




「お前っぽいな…」



「アハハ。適当に座ってて」

そう言って梓はどっかへ行った。




あ…アルバムがある。
中学時代の梓みたいかも…



俺はアルバムに手をつけた。



「弘毅〜お茶しかなかったけどいい…?あ〜勝手にみんな〜」


梓は俺が持っていたアルバムを取り戻そうと必死だ。



返すもんか。



「なんで見ちゃいけねーの?」


「だって…恥ずかしいし…元カレとか写ってるし…見てほしくないから…」



急に梓の顔が赤くなった…

元カレか…



見てみてーな



「元カレ?見たいんだけど。いい?」


「えー!!嫌だ」


「じゃあもう帰る。」

「ダメ。」


「何で?」


「一緒に…いたいから?」

「何で疑問系なんだよ。ふ。じゃあ見せろ」


「もーしょうがないな」



勝った!!




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