ヤンキー彼氏と泣き虫彼女♪
あたしは、自分の席を確認するために、黒板の方へ行った。



…あたしどんだけついてないんだよ…




何回見ても…あの集団の中にあたしの席あんじゃん…
最悪…



あたしはとりあえず、自分の席に行くことにした。
勇気をだして…ね…。。。





ぎゃ~香水きついよ…
そりゃ…5人も固まってたら…




「あの~…すいません…あたしの席ここなんだけど…
いいですか?」


あたしは、輪の外から言った。



一瞬…さっきまでうるさかった教室も…いっきに静かになった…ような…


「あんた~弘毅達に言ってんの~勇気あんね~
ってか、あたしの弘毅に喋りかけないでくれるかな~」




近くにいたギャルが、あたしに言ってきた。



「やめとけって。ってか俺、いつお前のになった?」




あたしの席の横の、こげ茶くらいの男の人がかばってくれた。
…カッ…カッコイイ…







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