ヤンキー彼氏と泣き虫彼女♪
ほらな…




あいつらは、逃げていった。





「お前これでも被っとけ。また絡まれんぞ」

そういって俺のキャップを梓に被らせた。


「ありがと…」



照れてる顔が…椎に似ていた…

だから…可愛いと思って、抱きしめたくなった…




だめだな…俺…





梓はまた健二達に連れて行かれた。





「弘毅。お前…梓スキなんか?」


海斗が俺に聞いてきた。






「わかんね…
でも…椎と重ねてしまうんだ…」



俺は馬鹿だろ…



「今はまだいんじゃね?
梓とも知り合ったばっかだしさ。
ゆっくりでも…」




俺は楽しく遊んでる梓をずっと見ていた。











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