ヤンキー彼氏と泣き虫彼女♪
俺がここに連れて来たのは…






梓に俺の事を知ってほしかったから…


俺の過去が…






「どうしたの?」


梓が心配そうに俺の顔を覗き込む…



「梓…こんな事言って…引くかどうかお前次第だけど…やっぱ聞いてもらいたくて…」


でも話さないと…この先梓を…梓と椎を傷付けて生きていくような気がしたんだ…




「何…?」


「俺は…前に…本気だった彼女がいたんだ………そいつはな…1年前に死んじゃったんだけどな…」


梓は俺の顔をまっすぐ見て話を聞いてくれてる…



「俺は…そいつがいるのにもかかわらず…他の女に手を出してしまった…だから…お前を抱く前にも…違う女もいっぱい抱いた…」




梓の表情がわかる…
今悲しい顔してる…






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