ヤンキー彼氏と泣き虫彼女♪
「でっか〜い…」


ほんとでかい…





できたばっかだから…


人が多過ぎ…




繋いでいた手をギュッと握った。

「離れんなよ」



「離れないよ」


そう言ってニコっと笑う梓…



おっちょこちょいだから心配だ…




まず香水売り場から向かった。



「ぎゃーいっぱいある〜!!どれにしょう…」




はしゃぎすぎて可愛い…



「弘毅選んで?」


「じゃあ俺専用の匂いにしてやる」



そう言って、選び続けて15分…



俺が結構気に入ったのを梓に渡した。


「んーいい匂い!!これにするね♪」


梓も気に入ってくれたようだ…



ん…!!







「まって…これは俺が買ったげる」


梓の手にある香水を取って、レジに持っていく。



「いいよ。高いし」


「これぐらいいいの。俺に買わせろ」





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