ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
びっくりして黒板を見ると、座席表が貼ってあった。



「んー。
なになに!?
あたしは……。
真ん中の列の一番後ろかぁ~。
ひまりちゃんは?」



「あたしは……。
一番奥の前から3番目」



「……うわぁ。
離れちゃったね。
心細~い」



ほっぺに両手をあてて、泣きまねをする。



「大丈夫、大丈夫~」



ひまりちゃんは、いつもの口ぐせを言いながら、自分の席に歩いていった。
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