ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
こんなに一気に、ひとりでしゃべるのは、なかなかツライ。



途中から、冷泉くんの相槌すら聞こえなくなったし……。



今、冷泉くんは、なにしてるんだろう?



次の話題を考えながら、姿を探した。



「……ぁっ」



冷泉くんはちょっと離れたところで、あたしに背中を向けて資料整理をしていた。



していたのだけど……。



「……っ」



や、ばい。



冷泉くん、いつの間にかジャケットを脱いでいる。

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