ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
うぉっ。



怖っ!!



肩をすくめた瞬間、背中からガシッとつかまれた。



「ひぃやっ……」



「お、大熊さんっ。
大丈夫。
委員長の言うとおりにして」



「……えっ?」



「あたし達のことは、大丈夫」



丸山さんは、わりと乱暴にあたしの体の向きを変え、冷泉くんの前に突き出した。



「委員長。
どうぞ。
お連れください。
お仕事がんばってください」



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