ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
冷泉くんと、こんなに話せないなんて、さみしいよぉ。



くすん、くすん……。



落ち込みながら、カポッとお弁当箱を閉じる。



「でも、さ」



あたしよりも先に食べ終わっていたひまりちゃんがきりだした。



「ずっと前から思ってたけど……。
やっぱり、成宮くんって、花のことが好きなんだね」



「……は、はぁっ!?」



――ガタ……ダン……ガッチャン……。



思ってもみないことを言われて、驚いて。



お弁当箱を落としてしまった。



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