ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
ドキドキしすぎて、ついていけない。



顔が熱くて、火が出そう。



心臓の音が、バクバクうるさい。



こんなの、恥ずかしすぎて、倒れちゃう。



なにか話題を……変えなくちゃ。



そうそう!



あたしは、勉強を教えてほしいんだった。



「い、委員長っ。
ココっ!
ココの問題なんだけどっ……」



教科書を握りしめ、冷泉くんの顔の前につきだした。

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