ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
「どうする? 花ちゃん。
あがって待ってる?」



「えっと……」



どうしよう。



ちょっと悩んだけど、そこまでするほどの用事もない。



「あ、いいです。
帰ります……」



あたしは、おばさんに頭をさげた。



「そう?
ごめんなさいね。
気をつけて帰ってね。
花ちゃん」



おばさんに見送られながら、星ちゃんの家を後にする。
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