メガネと海と空の色



「あっ、てゆーかお金…」

「いいよ~、ここは俺の奢り!」

「でも…」

「今まで勉強教えてくれたお礼だと思ってよ!」


そう言って雅人が笑うから。


「…ありがとう」


素直になっておく事にした。







「次はどこに行くの?」

「俺のクレーンゲームの腕を見て欲しいから、ゲーセン」

「得意なんだ」

「超得意!!」



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