Blackberry〜黒い果実〜
鍵をゆっくりと回す。
別に悪いことをしているわけではない。
堂々としていればいいんだ。
そう自分に言い聞かせて、カチャンッと音が鳴った鍵を引き抜きドアノブに手を掛ける。
静かに開けたドアから室内を覗くと、真っ暗な空間があるだけだった。
一旦顔をドアから離し、腕時計に目を向ける。
まだ、帰ってきていないのか。
……とりあえず、あれだけでも直しておくか。
別に悪いことをしているわけではない。
堂々としていればいいんだ。
そう自分に言い聞かせて、カチャンッと音が鳴った鍵を引き抜きドアノブに手を掛ける。
静かに開けたドアから室内を覗くと、真っ暗な空間があるだけだった。
一旦顔をドアから離し、腕時計に目を向ける。
まだ、帰ってきていないのか。
……とりあえず、あれだけでも直しておくか。